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Series 03@Tokyo Metro
車両について
 03系は昭和63年に日比谷線の3000系の置き換えと営団(当時)の冷房化100%達成のために登場した車両です。
日比谷線直通協定の通り18m級3扉車となっています。3000系が東急用編成、東武用編成、東武東急直通可能編成と制約があった反省点を生かし、全編成が東武、東急双方への直通が可能となっています。

全部で42編成在籍しており、在籍25Fまでは高周波分巻方式チョッパ制御を採用し、26F以降は三菱製のIGBT式VVVFが導入されています。VVVF車は前面の貫通扉のガラス部分にVのマークが付けられています。

全車両ドア上にLEDによる案内器が設置されているほか、自動放送装置も全編成に設置されています。
(だたし25Fまでの編成はメトロ線内でのみでしか自動放送装置や案内装置が動作しない上、案内表示器はエンドレスで「この電車は○○行き」としか表示されません)
一部初期編成までは案内器のLEDのドットが大きいものが使われています。

9Fから28Fまでは混雑緩和のため先頭、後部2両に扉数が5扉の車輌になっています。判別のため前面には5doorsのステッカーが貼ってあります。その後の29F以降は再び3扉で製造されています。

第2編成の03-802が2000年の脱線事故で大破、代替新製されました。
使用路線 本線、東京メトロ日比谷線、東急東横線
配置検修区 千住検車区
所属編成数 8連:42本
計336両
製造業社名 近畿車輛、東急車輛、川崎重工、日本車輌
制御方式 高周波分巻方式チョッパ制御、三菱製GBT式VVVF
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